IT専門課程
Dep. of Cybernetics
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大学に進学するかどうするか、迷っている方がいるかもしれません。このページでは、「IT専門学校には大学にも負けない価値がある!」ことを説明します。
そもそも、大学と専門学校は、教育方法が異なっています。どちらが、自分に合うか、将来の目標はどうなのか、考えてみてください。
大学と専門学校の違いは、どのようなことでしょうか。下の絵で説明します。
まず、学ぶ内容の「広さ」が違います。
大学は教養科目が多く、専門分野以外のことも広く学びます。
専門学校は、専門分野を中心に学び、それ以外のことはあまり授業科目がありません。
次の絵を見てください。
大学は学べる内容が広いため、「選択科目」が多くなります。そのため、どの科目を履修すればよいのか、自分で考えなければいけません。自由度が高い分、しっかり考えて科目を選ばなければ体系的な学習につながらなくなるのが大学の仕組みです。
一方、専門学校は必修科目がほとんどです。これは、何を学習するのか、卒業後にどんな仕事に就くかがしっかり決まっているからです。科目を自分で選ぶ必要はありませんが、自由度はありません。入学してから他の分野を学ぼうとしても出来ないので、他の学校に入りなおすしかありません。
大学と専門学校のもう一つの大きな違いは、能力がどのように評価されるか、です。
大学は入試制度が整備されており、「偏差値」により大学がランク分けされています。このランクが就職活動にも影響することが現実です。大学入試は高校時代の実績評価ですから、それが大学卒業後の未来にも大きく影響することになると言えます。
専門学校には大学入試のような整備された入学試験が無く、偏差値もありません。そのため在籍している専門学校のレベルを判断することが簡単ではありません。ですから専門学校は資格取得を重視し、採用する企業側も資格実績を重視します。専門学校生は自分の能力を自分で証明するのです。資格は専門学校入学後に取得しますから、進学後の頑張りが将来を決めると言えます。
学費のことは、現実的に大事な問題です。もし、「教育にお金をかけたなら、賃金が高くなるはず」と考えるのであれば、次のようなことも計算してみましょう。
大学に進学すると、学費はいくらかかるでしょうか。
ある私立理系大学の学費は、初年度に約167万円、2年目からは約146万円となっています。4年間では、合計で621万円+教材費となります。
本校で3年課程に通った場合、3年間の学費総額は教材費込みで308万です。
この段階で、290万円以上の違いが出ています。
3年制の専門学校であれば、大学よりも1年早く卒業して働くことが出来ます。2年制であれば2年早く働きます。本校卒業生の平均初任給は約19万円です。これを単純に12倍したとしても、約230万円となります。ボーナスや各種の手当てが出ていれば、さらに収入は増えます。
これを合わせると、この私立理系大学に進んだ場合、本校の3年課程を卒業した場合と比べて約500万円以上のマイナスでスタートしていると言えるのです。
2年課程で卒業すると、学費は減り、年収は2年分になるので、さらに差が大きくなります。
学費を「将来に対する投資」と考えるのであれば、この差を「取り戻す」だけでは大学に進んだ価値はありません。投資した金額以上の見返りがなければ、投資効果は無いことになるからです。
IT分野は、就職において大きなアドバンテージがあります。それは「就職先が大卒並」ということです。具体的には
総合職は大卒のみ募集だが、IT職に限っては専門卒も募集する
企業があり、本校も直接の求人をいただいています。近年はIT技術者の不足により、この形が増えてきています。
この形態の場合は入社後の給与・待遇が大卒と同じ基準であり、学歴での区別がありません。IT専門職としての道を進むのであれば、費用的にも有利な選択肢と言えます。
現在では終身雇用の時代が終わり、転職は当たり前になっていますし、むしろ転職しないと待遇が上がらない面もあります。
IT分野はスキルが重要な世界です。経験を積んだIT技術者は多くの企業で求められています。新卒時には学歴の枠があったとしても、転職の際にはスキルや実務経験が重視されます。
大学の理系・情報系とIT専門学校で進路を迷っている方は、次のような点について考えてみるとよいでしょう。
経済・経営分野や、最近は特に人気の国際系・学際系などの大学への進学を考えている方も多いと思います。そのような方には、IT専門学校は次のようなポイントでおすすめです。