課程の特色
学科紹介
就職(キャリア)
資格取得
募集要項
〒270-0034
千葉県松戸市新松戸4-2-1
2025年4月設置予定
深い知識と高いシステム開発スキルを持つ、ワンランク上のIT技術者を目指す
ITシステム開発は多くの工程に分かれています。その中でも、システムに必要な機能を定め設計していく工程が「上流工程」。この工程を担当するシステムエンジニアには、ITの知識とスキルに加えて、プロジェクトマネジメントや発注者との交渉を行うコミュニケーション能力も必要になります。求められるレベルは高いですが、AIによる置き換えが難しく、将来性の高い職種です。
高度情報技術科4年制は4年間の学習期間を活用し、ITの深い知識を学ぶと共に実践を通じてシステム開発スキルを身につけ、上流工程を担当するワンランク上のIT技術者を育成します。大学併修制度を用意しているので、システムエンジニアに必要な教養と大卒資格による就職力を得ることも可能です。
上流工程を担当するIT技術者にはシステムを理解し設計するための高い開発スキルが必要です。本学科はプログラミングの初歩から始め、データベース、ネットワーク構築、サーバ運用、さまざまなアプリケーション開発を学ぶ実践的なカリキュラムを用意。4年間でワンランク上の開発スキルを習得します。実習授業は時間数を多く用意し、少人数制で丁寧に指導します。
プログラミング言語教育は本校が取り入れている「スパイラル型」モデルを採用。複数のプログラミング言語を学びながら段階的に理解を深めていくことができます。
IT分野はスキルが明確に定義されていることが特徴です。スキルに対応する資格試験に合格することが実務能力の証明になり、就職活動や将来の転職などの際にも大きな武器になります。本学科は応用情報技術者試験と高度試験の合格を目標とするカリキュラムを用意。本校がこれまで実施してきた資格対策の経験を活かし、目標資格に合格済の教員が指導します。
新しいITシステムを設計するIT技術者にはITや社会の将来を見通す想像力=IT教養が必要です。本学科の大学併修制度では、専門学校の実践型カリキュラムの上に大学の教養型カリキュラムの学びを組み合わせることができます。双方の長所が合わさることで、理論と実践を兼ね備え、AIに置き換えることのできないIT技術者を目指せます。
併修先は放送大学情報コースとなります。
大学での学習は大学での教育経験や大学院卒の経歴を持つ本校教員がサポートします。
情報システムの設計を主に担当する技術者
設計から実装、運用までを担当するフルスタック型開発者
セキュリティ分野に特化した技術者
情報技術者になるなら「絶対的に重要」な資格です。知識だけでなく、プログラミングスキルも求められます。1年後期から2年前期にかけて合格を目指します。
「ワンランク上のIT技術者」に必要な資格です。長文問題が出題され、解答方式が記述式であるなど、IT以外の能力も求められます。2年後期から3年後期にかけて合格を目指します。
基本情報技術者試験と同レベルに位置付けられていますが、セキュリティ分野に特化した試験です。1年後期から2年前期にかけて合格を目指します。
セキュリティ分野では最高難度の「高度試験」に相当する資格試験です。応用情報技術者試験合格者が4年次に挑戦し、試験に合格済の教員が指導します。
3年次までに学んだ理論やプログラミングスキルを元に、情報システムを企画・設計する「上流工程」について実践的に学ぶ科目です。情報システムに求められる要件や仕様を利用者に聞いてまとめ、システムの設計を行い、最後にプロトタイプを実装します。要件のヒアリングや設計のレビューはグループワーク形式で行いコミュニケーション能力も高めていきます。システムエンジニアに必須のスキルを1年かけて習得します。
現在のコンピュータやスマートフォンは高機能かつ複雑で中の仕組みが分からなくなっています。この授業ではコンピュータシステムの土台となる部分、CPU、OS、プログラミング言語などを実際に作りながら仕組みを理解していきます。授業は専門学校ならではの分かりやすく構成された演習形式で進めていきます。IT技術者として一生役立つ知識とスキルを身に付けることが目標です。
入学後に基本情報技術者試験または情報セキュリティマネジメント試験に合格することで3年次と4年次の前期施設整備費(13万円)が免除され、応用情報技術者試験以上に合格することで3年次と4年次の後期施設整備費(13万円)が免除されます。
入学後に学科を変更することが可能です。1年次の学習状況をみて、2年進級時に変更することができます。
本校と同時に放送大学情報コースに在籍し、大卒見込で就職活動を実施することができます。大学での学習は大学での教育経験や大学院卒の経歴を持つ本校教員がサポートします。
※制度利用は任意です。
指定した授業科目は、対面と遠隔を選択できる「ハイフレックス型」で実施します。 ※実施する科目の割合は年次により変わりますが最大でも科目全体の半分未満となります
より高度な知識やスキルを、確実に習得することができます。
高度情報技術科4年制のカリキュラムは、高度情報処理科(3年制)のカリキュラムを元にしてさらに応用的な内容を加えた構成になっています。年数の余裕があるため、知識習得とスキル習得をレベルを上げながら何周も繰り返すスパイラル型学習が可能で、「経験に基づく知識=実務力」を高めていくことができます。
特に本学科が力を入れている「上流工程」スキルの習得は、その前段階としてコンピュータの理解やプログラミングスキル習得が必要です。4年課程であれば、基礎を確実に固めてから、上流工程の理解に進むことができますし、習得に一定の時間が求められるプログラミングスキルも高めることができます。
このように4年課程は、2~3年課程と比べて高度な内容を、より確実に身に付けることが長所です。
また大学併修制度を利用することで卒業時に大卒資格を得ることが可能になり、大卒見込として就職活動を行えることも長所です。
学ぶ目標は同じですが、その道筋が異なります。
分野により状況が異なりますので、ここでは情報技術分野に特定してお答えします。
まず、情報技術系の大学と専門学校とで、習得を目指す知識やスキルは同じです。情報技術者として実務に就くときに必要な素養が共通であるからです。
違いは、学び方、つまり目標に達するまでの道筋にあります。
大学は理論の抽象的な理解を重視します。例えば情報の理論を学ぶ際、数学的な定義から理解していきます。
専門学校は理論の実践的な理解を重視します。例えば情報の理論を学ぶ際、実際の例やプログラム作成などの実践を通じて理解していきます。
また、大学は教養型であり、幅広い学びを積み上げていくスタイルを採ります。
専門学校は職業教育型であり、その職業に必要な分野を高め、そこから横に広げていくスタイルです。
このように、4年制専門学校と大学とでは、「目標は同じ」ですが「方法が異なる」のです。どちらが絶対的に良いということではなく、学習者自身にとってどちらのスタイルが合うかが重要です。「好きなことを極めたい」タイプの方には専門学校スタイルの方が適しています。
適性試験と学科変更制度によりミスマッチを防ぐことができます。
最初から4年の学科に進むことに、不安がある方もいることでしょう。
本校では、分野・学科選択に「適性」を重視しています。高度情報技術科4年制のようなプログラミングやシステム開発を行う分野では、学力よりもプログラミングスキルの適性が求められます。
高等学校までの学習内容はもちろん重要ですが、学び直すことが可能です。一方、適性はその人の個性でもあり、変えることが難しいものです。
高度情報技術科4年制の入学選考では適性試験を行うので、入学後の学習に対応できるかどうか、そこで判断することが出来ます。また、入学後に学科を変更することが可能であるため、2~3年課程に入学し、1年次の学習成果をみてから4年課程に変更することが可能です。
IT初心者からスタートするカリキュラムを用意しています
高校までにIT系の学習やプログラミングをしていない場合でも問題ありません。ゼロスタートで学習していくカリキュラムを用意しています。
IT分野の重要性を考えれば、そのような方にこそぜひ進んでいただきたい分野です。
本学科は学費を安価に設定、さらに学校独自の奨学制度を用意しています
高度情報技術科4年制は首都圏のIT系専門学校と比べて安価な学費を設定し、さらに本校が実施する奨学制度(学費減免)を用意していますので、比較的負担が少なくなっています。
また、本校は「高等教育の修学支援新制度 理工農系支援(第Ⅳ区分)」の対象に指定されています。
3種類の選抜方式を用意しています
高度情報技術科4年制では、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜の3種類の選抜方式を用意しています。
各方式の詳細は募集要項でご確認ください。