日本国際工科専門学校

〒270-0034
千葉県松戸市新松戸4-2-1

資格取得指導

「資格」は、専門学校で学んだ知識や技術を証明するもの。就職活動での強い武器になります。

本校は資格試験の合格を重視し、指導を充実させています。

資格取得チャート(2023年度入学者版)

資格取得は重要です

専門学校生は、自分の能力を客観的に証明することが求められます。

どんなことを学び、知識とスキルを習得したのか、分かりやすく表現するために

最も必要なものが「資格」です。

本校が重視する情報処理技術者試験とは?

本校は「情報処理技術者試験」の合格を重視しています。

 

情報処理技術者試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が行う国家試験(国が行う資格試験)です。

国家試験のため信用が高く、受験料も割安。

多くのIT企業が採用の際に重視するため、就職活動の強い武器になる資格試験です。

IT系専門学校生には特に重要

情報処理技術者試験は、問題の難易度がよく考えられていて、「きちんと勉強しなければ受からない」試験です。

そのためIT企業からは学力試験の代わりに位置付けられ、採用の際に高く評価されます。

専門学校は、大学と異なり、偏差値がありません。専門学校生は、自分の実力を、自分で証明しなければいけません。

そのときに強い武器になるのが、情報処理技術者試験です。

いわば、「IT系専門学校生の大学入学共通テスト」が情報処理技術者試験なのです。

主な試験と対策方法

情報処理技術者試験には、多くの試験が含まれています。そのうち、本校が重視するのは次の試験です。それぞれ、どのように対策を行っているのかをご紹介します。

試験名 受験対象者 対策方法
ITパスポート試験

1年生全員

2023年度入学者は、全員がITパスポート試験の合格を目標とします。

 

ITの技術分野だけでなく、企業、法律、経営など、幅広い分野から出題される特徴があります。そのため、「広く薄く、知識をインプットしていく」学習法が必要になります。

 

本校では、1年次の必修科目「情報技術Ⅰ」がITパスポート試験の出題範囲に対応しています。その後は問題演習を進め、9月~10月にかけて合格する学生が多くなります。
多くの技術用語を理解する必要がありますが、「書いて覚える」本校オリジナル暗記プリントとオンラインの学習システムを併用して対策します。

基本情報技術者試験

開発系専攻(

ITエンジニア・IoT)の全員

開発系の専攻では全員が合格を目指す試験です。
「情報技術Ⅱ」の科目で情報基礎理論とアルゴリズムの学習を行い、「データベース」「情報ネットワーク」
「情報セキュリティ」の各分野は専門科目で知識と実技の両面で学習します。

授業テキストには、実績のあるインフォテック・サーブ社の教材を採用し、さらにオリジナルの授業ノートと計算ドリルを併用しています。

 

 

【基本情報技術者試験 合格までの流れ(2023年4月入学者)】

1年生前期: 

「情報技術Ⅰ」の科目でITパスポート試験の範囲を学習しますが、これが科目Aの範囲にも対応しています。

また、「基礎プログラミング」の授業で、Python言語の基礎を学習します。まず分かりやすいScratchを使い、プログラミングの考え方を理解してから、Pythonに進みます。そのほか、「データベースⅠ」の授業でリレーショナルデータベースの基礎概念を理解します。

 

1年生後期:

「情報技術Ⅱ」の科目で、ハードウエアとソフトウエア、情報システム、データ構造とアルゴリズムについて学習します。さらに問題演習を行い、実践的な試験対策をします。

「Pythonプログラミング」の授業では進んだPythonプログラミングのスキルを習得し、科目Bプログラミング問題の対策ともします。

 

12月と1月には校内で実施される科目A免除試験を受験します。合格すると以後は科目Bの対策のみに集中することができます。

 

1月から2月にかけての学期中は、科目B試験の対策を重点的に実施し、さらに春休み期間中にも対策講座を開催します。

 

2月~4月に実施される本試験を受験します。

 

情報セキュリティマネジメント試験

技術系専攻: 全員

 

ビジネス系専攻: 希望者

技術系専攻では基本情報技術者試験を目指す途中で、ビジネス系専攻ではITパスポート試験の次にチャレンジする試験です。セキュリティ分野について、かなり深く学ぶ必要があります。

 

試験は科目Aと科目Bに分かれています。

 

科目A試験は4択方式で解答する知識問題です。セキュリティの比率は大きいですが、他の分野からも出題されるので幅広く知識を得ておく必要があります。本校の授業科目では情報技術Ⅰ・Ⅱと、情報セキュリティ、情報ネットワークが学習範囲に対応しています。

 

科目B試験は、やや長めの問題文を読んで答える形式です。企業でのセキュリティ対策やインシデント対応などについて、具体的な例が説明され、必要な対応や理由などを多肢選択形式で解答します。セキュリティの知識だけでなく、読解力も問われる試験形式です。本校では過去問題演習をベースに対策していきます。

 

本校では1年次の12月~2月に受験することを推奨しています。

 

応用情報技術者試験 基本情報技術者試験合格者

基本情報技術者試験の合格者がチャレンジします。
学期中と特別授業期間に実施する「情報技術資格演習」の科目で対策を実施します。
実践的な内容が出題される試験のため、実習科目も試験対策に重要です。

このレベルまでくると、そう簡単に合格というわけにはいきません。かなりの難しさです。しかし、本校は過去に多くの学生が合格しています。また、指導する教員も全員が合格済みです。がんばりましょう!

基本情報技術者試験の科目A試験免除について

本校は基本情報技術者試験の科目A試験免除講座の設置が認められています。

「情報技術Ⅱ」等の科目を履修し、校内で実施する修了試験に合格することで、基本情報技術者試験の科目A試験が1年間免除されます。

その結果、本試験まで科目B試験の対策に集中することできる、試験当日の試験時間が短くなり集中力が維持できる、などのメリットがあります。